外壁塗装の業者選び完全ガイド!初めてでも安心の比較と選び方

「まずはここから 業者選びの基本」の文字と、ガイド冊子・チェックリスト・住宅のイラスト

「外壁塗装はどの業者に頼めばいいの?」
「見積もりを比べても、どこが良い会社なのか分からない…」

外壁塗装を考え始めると、こんな悩みが出てくるものです。

外壁塗装の業者選びでは、金額だけでなく、工事内容・保証・説明の分かりやすさを比較することが大切です。

私は現役の外壁塗装職人として、これまで500棟以上の塗装工事に携わってきました。

この記事では、その経験をもとに、初めてでも判断しやすい業者選びの基本を解説します。

この記事で分かること

  • 業者選びで失敗しやすい理由
  • 信頼できる業者を見分ける7つのポイント
  • 複数の見積もりを比較する方法
  • 口コミや比較サイトの上手な使い方

業者を探し始めた方も、すでに見積もりを持っている方も、気になるところから確認してください。

≫ なぜ業者選びで失敗しやすいのか?

外壁塗装は、同じ住宅でも業者によって金額や工事内容が異なります。

特に失敗につながりやすいのは、次の3つです。

その

費用の違いが分かりにくい

見積もりが安くても、必要な補修や足場代が別料金になっている場合があります。

その

工事の品質を判断しにくい

塗装は仕上がりがきれいでも、下地処理(塗る前の補修や清掃)など、完成後には見えなくなる工程があります。

その

営業担当者の言葉だけで決めてしまう

「今月中なら安くします」「すぐ塗らないと雨漏りします」など、契約を急がせる業者もいます。

ヘルメットを被った職人

私が特に確認してほしいのは、工事が始まる前に、どこまで施工内容を説明してくれるかという点です。

営業担当者の印象だけでなく、実際に行う工事の内容も確認しましょう。

突然の訪問販売や契約を急がせる営業については、別記事で詳しく解説しています。

悪徳業者・訪問販売の手口と対策!完全ガイド

≫ 優良な業者を見分ける7つのポイント

案内役の女性が施主に、施工実績・見積もり・工事保証の3つの確認項目を説明するイラスト。

信頼できる塗装業者を選ぶには、会社の知名度や営業担当者の印象だけでなく、施工実績や見積もり、保証内容などを確認することが大切です。

7つのチェックリスト
  1. 建設業許可や資格の確認
    建設業許可の有無や、塗装技能士などの有資格者が施工に関わるか。
  2. 施工実績の公開
    過去の施工写真や、具体的な工事内容を確認できるか。
  3. 見積もりの内訳
    塗装面積・足場・下地処理・付帯部分などが明記されているか。
  4. 塗料の製品名と塗り回数
    メーカー名・製品名・予定する塗り回数が分かるか。
  5. 実際に施工する会社や職人
    自社施工か協力会社か、誰が施工管理を担当するのか。
  6. 工事保証の内容
    保証対象・期間・条件が書面で示されているか。
  7. 工事後の対応
    不具合が見つかった際の連絡先や、補修への対応が明確か。

建設業許可や塗装技能士の資格は、業者を判断する目安の一つですが、資格や許可の有無だけで施工品質は決まりません。

また、自社施工でなくても、協力会社を適切に管理している業者はあります。

それぞれの詳しい見分け方は、次の記事で解説しています。

【7選】優良な外壁塗装業者を見分ける!失敗しない選び方

≫ 複数の業者を比較するときの判断方法

複数の見積もりが届いたら、まず大切なのは、同じ工事内容で比較できているかを確認することです。

例えば、次のような見積もりがあったとします。

比較項目A社B社
総額90万円105万円
シーリング工事別途見積もり工事費に含む
工事項目「一式」表記が多い面積や工程を記載
保証口頭説明のみ書面で内容を確認できる

※金額と内容は説明用の架空の例です。

A社の方が15万円安く見えますが、シーリング工事の費用が含まれていません。

一方、B社は総額が高いものの、工事範囲や保証内容が明確です。

この時点でどちらかを選ばず、条件をそろえて比較することが大切です。

外壁塗装の見積もり比較で確認する、①工事内容、②金額、③説明・対応を示した図解。

比較するときは、工事内容・金額・説明と対応の3つに注目しましょう。

特に追加費用については、「どのような場合に発生するのか」を契約前に確認しておくと安心です。

詳しい比較方法や見積もりの注意点は、次の記事で解説しています。

≫ 口コミ・ランキングはどこまで信用できる?

実際に工事を依頼した人の感想は役立ちますが、評価の高さだけで業者を決めるのはおすすめしません。

口コミには個人の感じ方の違いがあり、ランキングサイトにも広告や独自の掲載基準があるためです。

参考にしにくい口コミ
  • とても良い業者でした。おすすめです
  • 親切で対応もよかったです
参考にしやすい口コミ
  • 毎日の作業内容を説明してくれた
  • 追加費用がなく、予定どおり工事が終わった

どちらも良い口コミですが、後者の方が業者の対応を具体的に判断しやすくなります。

口コミを見るときは、評価の点数よりも、書かれている内容の具体性に注目しましょう。

詳しい口コミの見分け方やランキングサイトの注意点は、次の記事で解説しています。

口コミサイトの信用性を見抜く方法と賢い使い方

≫ 業者の探し方と比較サービスの活用

外壁塗装業者を探す方法には、地元業者への直接依頼、知人からの紹介、ネット検索、比較サービスなどがあります。

それぞれにメリットと注意点があるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

外壁塗装の依頼方法を比較|メリットと注意点まとめ

複数の業者を自分で探すのが大変な方には、比較サービスも選択肢の一つです。

メリット
  • 複数の業者を探す手間が減る
  • 見積もりを比較しやすい
  • 相談やお断りのサポート
注意点
  • 登録業者に限られる
  • 地域によって紹介数が異なる
  • 現地調査などの対応が必要

※必ずしも上記のことが当てはまるわけではありません。

例えば「外壁塗装パートナーズ」では、専門アドバイザーによる見積書のチェックや、お断りサポートを利用できます。

ただし、比較サービスを利用しても、最終的には自分で工事内容や保証を確認することが大切です。

外壁塗装の見積もり比較|納得できる業者を選ぶために

≫ まとめ

外壁塗装の業者選びでは、価格の安さや営業担当者の印象だけで判断しないことが大切です。

契約前には、次の3つを確認

  1. 工事内容は明確か
    • 塗料の製品名・塗り回数・補修範囲などが見積書に記載されているか。
  2. 複数の業者を比較したか
    • 金額だけでなく、工事範囲や説明の分かりやすさも比べたか。
  3. 保証や追加費用を確認したか
    • 保証の対象や条件、追加工事が必要になった場合の対応を確認したか。

分からない点があれば、納得できるまで質問してから契約を判断しましょう。

良い業者を選ぶために必要なのは、専門知識をすべて覚えることではなく、確認すべきポイントを知っておくことです。

FAQ:よくある質問

まずは2〜3社を目安にすると比較しやすくなります。
1社だけでは金額や工事内容の妥当性を判断しにくいためです。
ただし、数を増やすことが目的ではありません。内容を十分に比較できる社数にしましょう。

安いこと自体は問題ありません。
ただし、工事範囲や塗料、保証条件が同じかを確認しましょう。
必要な補修が含まれていない場合もあるため、安い理由を説明してもらうことが大切です。

許可がないことだけで悪い業者とは判断できません。
塗装工事では、請負金額500万円未満(税込)の軽微な工事は許可がなくても請け負えます。
施工実績や見積もり内容、保証なども合わせて確認しましょう。

工事前に分からなかった傷みが見つかり、追加補修が必要になる場合はあります。
ただし、業者の判断だけで工事を進めてもらわず、変更内容と追加金額を書面などで確認してから判断しましょう。

見積もりを取ったからといって、必ず契約する必要はありません。
ただし、現地調査や見積もりが有料の場合もあるため、依頼前に確認しましょう。
断る際は、契約しない旨を早めに伝えるとよいでしょう。

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