「外壁と屋根、同時に塗ると安くなる?」
「別々に頼むとどれくらい損するの?」
塗装工事は外壁と屋根の同時施工がおすすめ。
その理由は”足場代”。 一度組むだけで15〜20万円前後かかります。
同時に塗れば足場は1回=ムダな支払いを減らせます。
ただし、今の時点で屋根や外壁の傷みが少ないなら、無理に同時にしなくてOK。
あと何年もつかを見て次のタイミングを合わせるのが賢い進め方です。
付帯部(木部・ベランダの鉄部など)は劣化が早く、同じ耐久性にそろえるのは現実的に難しい点も押さえておきましょう。
この記事では、500棟以上の外壁塗装の現場を見てきた職人目線で、
別々に頼むと損をしやすい理由やメリットを、短くわかりやすく解説します。
- なぜ外壁と屋根は同時がいいのか知りたい方
- 別々に工事すると何がいけないのか分からないと迷っている方
- 塗り替えのタイミングがバラバラなんだけど…と思ってる方
≫ 別々に塗ると損?外壁塗装は足場が“2回分”になる

足場は固定費。別々にやると“まるごと2回”
足場は必ず必要
外壁塗装で見落としがちなのが、足場代は一式で発生する固定費という点です。
外壁だけ先に塗って、数年後に屋根を塗る——
この流れだと、足場をもう一度組むことになり、15〜20万円前後の固定費を再び支払うことになります。
簡単シミュレーション
外壁塗装と屋根塗装を別々に依頼した場合と同時に施工した場合を見てみましょう。
足場代20万円の場合
延床30坪・2階建てを想定
※足場代の分(20万円)安くなる。(地域・家の大きさで±あり)
同時施工なら足場は1回で済み、この固定費を1回分に圧縮できます。
よくある誤算(先に外壁だけ/2年後に屋根)
「外壁が目立つから先に外壁だけ」という判断は珍しくありません。
ですが、数年後に屋根を塗る時点でまた足場——
費用も工期も“2回分”になります。
さらに、外壁と屋根で色あせのタイミングがズレて、家全体の統一感が崩れることも。
| 項目 | 別施工 | 同時施工 |
|---|---|---|
| 足場代 | 2回分 | 1回分 |
| 工期・騒音 | 2回 | 1回 |
| 仕上がりの統一感 | ブレやすい | 出やすい |
塗り替え時期を同じにするには”意識”してないと出来ないんですよね。
≫ 屋根と外壁を同時に塗るべき?(判断の目安)
同時施工は確かに効率的ですが、すべての家に当てはまるわけではありません。
まずは屋根と外壁の劣化具合と、塗料の耐用年数を見比べて、
「今そろえるべきか」を考えましょう。
同時施工を判断する3つのポイント
屋根と外壁の劣化具合を比べる
→ 色あせ・チョーキング(白い粉)・ひび割れが同じくらいなら、同時施工が◎
塗料の耐用年数を確認する
→ 外壁10年・屋根8年などズレがあると、次回の塗り替え時期がずれる
塗料ごとの寿命を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください
あと何年持つかを業者に聞く
→ 劣化が進んでいなくても、「あと3年以内に必要」と言われたら同時施工を検討
屋根は日差しや雨風を直接受けるため、外壁よりも耐用年数が短い傾向があります。
塗料の種類によって寿命も変わるので、詳しくは下の記事を参考にしてください。
→ 屋根塗装の塗料の種類と選び方
2〜3年以内にメンテナンスが必要なら、一緒にやった方が安くなりますよ。
片方がまだまだ元気なら、無理に合わせる必要はありません。
無理に同時にしない方がいいケース
たとえば、屋根を最近リフォームしたばかりの家。
まだ塗装の必要がないのに一緒に塗ると、屋根の塗料だけ早く寿命を迎えてムダになります。
また、外壁と屋根で塗料のグレードが違う場合も注意です。
外壁を10年塗料、屋根を15年塗料にしたら、外壁の塗り替えごとに足場が必要になります。
せっかく一緒に塗っても、次回また足場代がかかる——
これでは同時施工の意味がありません。
予算の都合で同じグレードの塗料を使えない場合も焦らないように。
まずは傷みが早い部分(屋根や木部など)を優先し、残りは次回に計画した方が結果的にムダがありません。
一緒に塗っても、外壁と屋根の塗料の寿命が違えば、次の塗り替えで別々に足場代がかかります
同時施工の判断チェック

迷ったときは、屋根と外壁があとどのくらいもつかを業者に確認してみましょう
≫ まとめ
外壁と屋根の塗装は、どちらを先に塗るか・一緒に塗るかで費用が変わります。
同時に塗れば足場代を1回にまとめられますが、塗料の耐用年数や劣化のスピードが違うと、次のメンテナンス時期がずれてしまいます。
だからこそ、“今の状態”と“あと何年もつか”を見て、タイミングを合わせる意識【アンが大切です。
焦らず、次の塗り替え計画を立てておきましょう。

迷ったら“今どんな状態か”を見てもらうだけでも十分ですよ
同じ塗装工事でも、費用のかかり方には大きな違いがあります。
見積書を見ても、「どこにどれだけ使われているのか」は分かりにくいですよね。
その“工事代”、どこに消えてるか知ってますか?
他のもまとめてみたい方はこちら















