千葉県内には、外壁塗装が補助対象に含まれる市町村の制度があります。
ただし、今の持ち家の塗り替えに使える制度もあれば、耐震改修と一緒に工事することが条件の制度もあります。
補助額だけでなく、自宅と予定している工事が対象になるかを確認しましょう。
この記事では、公式情報で確認できた制度の一部と、申請前に押さえたい条件をまとめました。
※2026年9月10日に確認した公式情報をもとにしています。受付期間内でも、予算や予定件数に達すると終了する場合があります。最新の受付状況は各自治体へご確認ください。
≫ 確認できた補助金
外壁塗装の補助金は、市町村によって対象工事や利用条件が異なります。
ここでは、公式情報で確認できた2つの市の制度を紹介します。
お住まいの地域が載っていない場合は、次の確認方法をご覧ください。
| 市町村 | 外壁塗装との関係 | 補助額の目安 |
|---|---|---|
| 我孫子市 | 外壁塗装が対象と明記 | 対象経費の5%、上限7万円(持ち家のリフォーム) |
| 松戸市 | 市の助成を使う耐震改修と同時に行う塗装が対象 | リフォーム工事費の10%、上限30万円 |
※金額だけで利用できるかは判断できません。住宅や施工業者、申請時期などの条件は、以下をご確認ください。
我孫子市
「住宅リフォーム補助金」は、外壁塗装や屋根の修繕なども対象となる制度です。
今の持ち家をリフォームする場合は、対象経費の5%、上限7万円の補助が受けられます。
転入・転居に伴うリフォームは、年齢などによって補助額が異なります。
主な条件
- 税込20万円以上の対象工事
- 市に登録された施工事業者への依頼
- 自分が所有して住む住宅であること
- 補助金の交付後も10年を超えて住むこと
- 申請者と配偶者を合わせて1世帯につき1回限り
- 市税の滞納がないこと
2026年度の申請受付期間は、4月1日から2027年2月10日まで。
予算に達すると受付終了となるため、利用を考えている方は早めに受付状況を確認してください。
詳しい条件は、我孫子市の公式案内をご確認ください。
申請の手引きでは、足場の設置や養生も「工事の着手」に含まれます。
塗り始める前でも、交付決定前に足場を組むと補助を受けられなくなる点に注意しましょう。
実績報告は、工事完了後30日以内、かつ2027年2月末までに行う必要があります。
詳しくは、公式案内にある2026年度の申請の手引きに掲載されています。
松戸市
「木造住宅の耐震改修に伴うリフォーム事業費助成」は、市の耐震改修助成を利用する工事と、一緒にリフォームする方が対象です。
この制度は、外壁塗装だけを依頼する場合には使えません。
対象工事の一覧には、屋根や外壁の塗装が含まれています。
補助額はリフォーム工事費の10%、上限30万円です。
耐震改修の費用と、リフォームの費用を分けて見積もる必要があります。
施工業者は、市内に本店・支店・営業所があり、建設業の許可を受けていることが条件です。
2026年度の申請受付期間は、5月7日から12月1日までです。
予定戸数は25戸ですが、耐震改修助成の予定戸数がなくなると終了します。
工事は2027年2月15日までに完了する見込みが必要です。
交付決定前にリフォーム工事を契約した場合も対象外です。
詳細は、公式案内にある2026年度のパンフレットに掲載されています。
最初に建築指導課へ耐震改修について相談し、その後、住宅政策課とリフォーム助成の相談を進めます。
詳しい条件と受付状況は、松戸市の公式案内をご確認ください。
≫ 一覧にない市町村はどう探す?
一覧に載っていないことと、制度がないことは別です。 今回紹介していない地域でも、自宅や世帯の条件に合う支援が見つかる可能性があります。
- 市町村の公式サイトで探す
「住宅リフォーム」「住宅改修」「補助金」などの言葉で検索します。「外壁塗装」という制度名でなくても、対象工事に塗装が含まれている場合があります。 - 募集状況と対象工事を確認する
募集年度と受付状況を確認します。「屋根・外壁工事」と書かれていても、予定している塗装が対象か分からない場合は、担当窓口に確認してください。 - 分からない場合は窓口に相談する
「今住んでいる持ち家の外壁を塗り替えたいのですが、利用できる補助制度はありますか」と伝えましょう。見積書があれば、工事内容を説明する際に役立ちます。
補助金が見つからない場合や、条件に合わず利用できない場合も、工事の時期を調整することで費用を抑えられる可能性があります。工事を急がない方は、閑散期の依頼も選択肢の一つです。
≫ 申請前に確認する3つのこと
利用できそうな制度が見つかったら、見積もりを依頼する段階で、補助金を使いたいことを業者に伝えてください。契約前に確認したいのは、次の3点です。
1.自宅と工事内容が対象か
まずは、住宅の所有・居住状況などの条件と、予定している工事が対象になるかを確認します。
外壁塗装が対象工事に含まれていても、塗装だけで使える制度と、耐震改修などとの同時施工が必要な制度があります。補助額だけで判断せず、自宅で予定している工事に使えるかを確認することが大切です。
ほかの工事も必要になる場合は、その費用を含めて、補助金を差し引いた自己負担額を確認してください。
2.依頼する業者が条件を満たすか
制度によって、市内の業者や、市に登録された業者への依頼が条件になっています。見積もりを頼む前に、候補の業者が利用する制度の条件を満たしているか確認しましょう。
ただし、補助金の対象業者であることだけで、依頼先を決めないでください。 塗装する範囲や塗料、補修内容などをそろえて、見積もりを比較することも大切です。
3.いつ申請・契約・着工できるか
申請書を提出すれば、すぐに工事を始めてよいとは限りません。自治体から補助金の交付決定を受ける前の着工だけでなく、契約も対象外になる制度があります。
契約前に日程を確認
- 申請の受付期限
- 契約・着工してよいタイミング
- 工事の完了期限
- 工事後の実績報告の提出期限
塗り始める日だけでなく、足場の設置などをいつから行えるかも確認が必要です。工事が終わった後の書類提出まで含めて、業者と日程を合わせましょう。
工事が延びる理由は、天候だけではありません。現地調査では分からず、作業を始めてから予定以上の手間がかかることもあります。
補助金を使う場合は、工事が延びても、完了後の書類提出まで期限に間に合う日程かを、契約前に業者と確認してください。
≫ まとめ
千葉県で外壁塗装の補助金を探すなら、お住まいの市町村の制度から確認しましょう。一覧に載っていない地域でも、自宅や世帯の条件に合う支援が見つかる可能性があります。
利用する際は、自宅と工事内容が対象か、依頼する業者が条件を満たすか、申請・契約・着工の順番を確認してください。工事後の書類提出まで、余裕のある日程を組むことも大切です。
見積もりでは、補助金を差し引いた自己負担額と、工事内容の両方を比べましょう。補助金を使うために、必要のない工事まで増やさないようにしてください。
補助金が使えない場合も、依頼方法や工事の組み合わせによって、費用を抑えられる可能性があります。
















工程表の完了日は、あくまで予定です。